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こんなに効くアロマセラピー

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一般的にはアロマセラピーというとエッセンシャルオイル(精油)を使ってリラックス、というイメージが強い。私もごく最近までアロマセラピーというと、「ラベンダーの香りはリラックス効果が高い」などという、よく雑誌で読む程度の知識しかなかった。ごくたまに精油入りの入浴剤を気まぐれで買って入浴したりしていたが、それほどの効果を感じることはなかった。

しかし去年の夏、その認識が覆される事件が起きたのである。母とともにサンディエゴのOptimum Health Instituteで1週間を過ごした時のことである。この施設のスケジュールでは、2日目から3日間、生ジュースだけのジュース断食を体験することになっている。
普段からベジタリアンでジュース断食の経験もある私は平気だったが、母は断食2日目からめまい、吐き気、悪寒などの不調を訴えるようになり、何よりも腰にひどい痛みを感じるようになった。断食をすると好転反応としてこういう症状が出るのは知っていたが、立っているのもつらいほどの腰痛は、そこでの生活にも支障をきたし、母は半ベソをかきながら「このままではこの後ニューヨークに行くことはできない」と、絶望的な様子だった。

私は早速すぐに診てもらえるカイロプラクターを探し、母を連れて行った。しかし結果は芳しくなく、全く改善は見られなかった。困り果てて施設のキャンパスを歩いていると、カンザスシティから来たとても親切なカップルの片割れがやって来た。

わらをもつかむ思いで彼に事情を話すと、彼もよく腰痛を煩うのだが、彼のパートナーがアロマセラピーを施してくれるのでいつも大分楽になる、というのである。彼はパートナーのピエリに事情を話してくれ、母をアパートに招き入れてくれた。

精油で治った母の腰痛

母はベッドに横になり、ピエリはいつも携帯しているという精油を使い、背骨に沿って何滴か振りかけた。マッサージというほどではなく、精油を手の先で軽くさっさと扇状にのばしていく。精油の成分が背骨が正しい位置に自然に治まるのを助けてくれるというのだ。その時に使った精油はペパーミント、ウィンターグリーン、セージ、そしていくつかのオイルのブレンドだったと思う。ほんの20分ほどのことであった。

その後、少しじっとして楽にしているように言われた母だが、終了後、数分で起き上がった。そして、「痛みが消えてる」と信じられないという表情で言った。ここに来るのは歩くのも困難だったのに、 だ。

私自身も信じられなかった。精油にそんな不思議な力があったなんて想像もしなかったからだ。今まで西洋医学に懐疑的で、整体、針など自分でも経験してきたが、これほど効果のある治療法はなかったほどだ。それからというもの、私はアロマセラピーの本を何冊か購入し、基本的な精油を揃えてみた。そして家族や自分自身に使うようになった。

一番驚いたのは、アロマセラピーを使い始めてから一度も流感にかからなくなったことだ。最近は毎年のように年に2度は1、2週間は高熱で寝込むほど抵抗力が弱っていたのだが、少し風邪をひいたかな、と思ったらディフューザーを使って抵抗力を高めるというタイムなどの香を漂わせていたら、すっかり風邪をひかなくなったのだ。

それからホルモンバランスを整えるという精油のブレンドを毎日下腹に塗っていたら、二人目不妊が改善し、4年ぶりに妊娠した。しかしアロマセラピーの欠点は、妊婦にはタブーな精油が多すぎること。おかげで妊娠してからの身体の不調には、大事を取って使えないでいる今日この頃だ。(by 森重優実)

09.11.04


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