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■Artsws & Media Watch
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永続する瞬間ー韓国と沖縄の米軍基地問題 |
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| 自衛隊がイラクに派遣されて以来、イラクで活動する日本人3人が人質事件に巻き込まれ、幸いその3人は無事解放されたものの、今度は日本人旅行者が、人質に捕われ自衛隊の撤退要求拒否の制裁として殺害された。この間、国民的反戦運動や自衛隊イラク派遣の違憲性についての大した議論もないまま、日本政府はアメリカ、ブッシュ政権への太鼓持ちに終始している。日本は一応独立主権国家と思っていたんだけど、ちょっと待ってよという感じなのだ。 そんな僕の日本国に対する信頼感が揺らいでいる時、P.S.1 Contemporary Art Centerで「永続する瞬間−韓国、沖縄の米軍基地問題(The Perpetual Moment - Visions from within Okinawa and Korea)」という写真展(会期:2004年10月17日ム12月13日)を見た。さらに信頼感が揺らいだ。震度7ぐらい。日本はやっぱりアメリカの子分だったのね〜。親方星条旗。我々はいいなりになります。今だアメリカの植民地じゃないの?と思わざるを得ませんでした。 タイトルからも想像できるように、この展覧会は韓国と沖縄という二つのアジアの地域に今も続くアメリカ軍基地と地域住民との様々な問題や生きざまをカメラを武器に切り取って見せてくれます。韓国からの参加作家は, Lee Jae Cab, Lee Yong Nam, Noh Soon Taek, Ahn Hae Ryong. 沖縄からは石川真生と比嘉豊光の2人の作家が参加している。 コンテンポラリーアートでこんな強度があり、内容のある展覧会が日本発でアメリカに紹介されることは滅多にない。参加作家たちはもちろん、キューレターの小幡和枝(PS1東京事務所)らのこの展覧会に託す思いを感じることができる。アメリカの観客に向かって伝えたいメッセージがはっきりしているのだ。作品の中でも特に韓国のアメリカ軍基地周辺住民が直面している状況は、2人の女子学生がタンクに轢き殺された写真など、悲劇的なものもあった。韓国の場合は沖縄以上に米軍と地域住民とのコミュニケ−ション不在が大きい障害になっていると強く感じた。だから反基地抗議集会を撮った写真など、かなり告発色が濃い内容にならざるを得ないことも理解できる。しかしながら、比嘉豊光の沖縄のオジン、オバンの戦争の古傷を写した写真や、石川真生の米軍兵士との日常的な遭遇を撮った写真などが含まれることで、全体的には一元的なセンセーショナリズムに陥ることなく、それぞれのイメ−ジの深みを味わうことのできる展覧会になっていると思った。 僕も韓国、沖縄を支配した所謂日本人の子孫としてたいへん勉強になったし、基地問題を身近かな問題として感じることができました。しかしながら、誰よりも世界中に基地を持っている合衆国の普通の人々に是非見てほしい展覧会です。自称世界の警察、世界に軍事力を拡げるアメリカだから、その国民であるアメリカ人はその事実に起因する様々な因果関係を知る義務があるようのではないでしょうか?(by リキ) P.S.1 Contemporary Art Center http:// www.ps1.org 石川真生のホームページ http://w1.nirai.ne.jp/mao-i/ (12.31.04) |
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