ギブ・ミー・ア・ブレイク、 JRパス!


日本に帰る時には、必ずJRパスを買い求める。JRパスは外国人、外国の永住権保有者、及び海外在住10年以上の日本人だけに与えられているJRの特典サービスである。滞在スケジュールに合わせて1週間から4週間の期限選択ができるこのパスを買うと、その期間中はJR線の電車バスが乗り放題というもの。当然、期間は長いほど、値段の割引き率がよくなる。

年末このパスを片手に、用事のあった大阪と、京都へ向かうべく、新幹線の切符を買いに意気揚々と新横浜駅に到着。しかし、様子が何か変だぞ〜! 電車のスケジュールを見たら、「のぞみ」ばっかりになってんじゃね〜か。何だよこれー!「ひかり」は1時間に1本しか走ってないじゃんか。陰謀だー! ふざけんなよ。国土を走らせてもらってるくせしやがって!・・・と私はいい年をして切れてしまったのです。

これが最近流行りのキレルって感じなのだなぁと妙に納得。おとなしく引き下がってたまるか〜、てな訳でこの原稿を書いているのです。もちろん、オレンジボックスなる新幹線の投書箱にも苦情を一筆残してきました。

そうなのです。このJRパス、「ひかり」には乗れるけど「のぞみ」には乗れないという規約があるのです。以前は「のぞみ」のほうが1時間に1本だったので影響はなかったけど、今やその数が逆転。海外からの訪問者はただでさえ短い滞在期間なのに、待ち時間だけが延びるという不便で実質的な値上がりという状態に、いつの間にか誘導されてしまったのです。これって詐欺じゃない? まったく理念のない奴らだ! 実際日本に住む人からも、「のぞみ」ばかりになり、これは実質的な値上げだという苦情の声があがった。

もともとJRパスは、外国からの観光旅行者の数を増やすための誘因になるよう設けられたのではないのか。近年、日本政府さえ外国人観光客を対象にした日本へのツーリズムの振興を謀っているはずなのに、この実質的な値上げと不便さの押しつけは、時代に逆行しているように見える。

今や優良企業のJR新幹線なんだし、セコイことはしないで、「のぞみ」もJRパスで乗れるようにしようや! 外国に出る日本人は五万といるのに、外国からの訪問者が極端に少ないってのは何〜んか情けないよな。それに観光産業に生き残りを賭けなければならない地方はどうなんのよ?(by リキむリキ)