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| 30. ペシャワール会、カブール飢餓対策計画「アフガンいのちの基金」 |
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| 孤立するアフガンで診療所を建て、井戸を掘る。福岡に事務局を持つNGO「ペシャワール会」(http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/)は1984年以来、現地活動を開始しパキスタン・アフガニスタンに1病院と10診療所を設立して年間20万人の患者診療を行っている。 さらに2000年夏からは今世紀最悪の干ばつに見舞われるアフガニスタンの村々で約600か所の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続してきた。ペシャワール会のホームページの中で中村氏はこう書く。 帰国してから、日本中を沸かせる「米国対タリバン」という対決の構図が、何だか作為的な気がした。テレビが未知の国「アフガニスタン」を騒々しく報道する。ブッシュ大統領が「強いアメリカ」を叫んで報復の雄叫びをあげ、米国人が喝采する。湧き出した評論家がアフガン情勢を語る。これが芝居でなければ、みなが何かに憑かれたように思えた。私たちの文明は大地から足が離れてしまったのだ。(永訣の朝「無限の正義」の行方 中村 哲 http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/tero02.html) また10月5日に共同通信に寄せた手記では、こうも語る。 何かが作為的なのだ。それもそのはず、世紀的な干ばつで大打撃を受けたアフガニスタンに、米国に抵抗する国力があるとはだれも信じなかったし、人々はその日生き延びられたことにひたすら感謝しながら日常を生きるのが精いっぱいであった。われわれもまた、近くて遠い国境のかなたに思いをはせ、次々と入る現地情報に合わせ指示を出しながら「一体何で自分たちがほんろうされるのか」とやりきれぬ気持ちになる。 「戦争」にしろ「人道援助」にしろ、相手が分からないのだ。分からぬ相手に、怒りや哀れみが先進国の間で勝手に飛び交い、およそ現実とかけ離れた計画が動き始める。地球が狭くなったというのに、恐ろしいことだ。情報化社会は、世界を正確に知るよりも、世界の虚像を作り出しているように思えてならない。 (精いっぱい日常生きる人々 「ペシャワール会」中村医師の手記 、http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/011005.html) 中村院長が日本で公報活動に励む中、副院長のジア氏は11月1日カブールに戻り、もっとも貧困な地区にあるというペシャワール会医療サービス(PMS)の5つの診療所の近くに食料配給所を設け、飢餓救済にあたる計画をたてている。ペシャワール会では、「アフガン いのちの基金」を設置しており、新たな難民をつくらないために緊急支援をよびかけている。一家族(10名)を一ヶ月2000円で支えることができるとのこと。詳細は、http://www1m.mesh.ne.jp/~peshawar/inochi.html |
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